〈ナント〉おかねの話

初級

おかねについて

人生100年時代、
必要な金額は
いくら?

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「人生100年時代」がすぐそこまで来ています。長生きするということは、その分お金がかかるということ。若いうちから備えをしておくことが大切です。
とはいえ「老後なんて先のことだから分からない」「そもそもお金ってどれぐらいかかるの?」という方も多いはず。そこで今回は、ライフイベントにかかる費用を紹介します。

まもなく「人生100年時代」へ!

日本は世界有数の長寿大国です。厚生労働省の調べ(※1)によると、日本人の平均寿命は「男性81.47歳」「女性87.57歳」。男女どちらも80歳を超えています。
平均寿命はあくまで「平均」の話。
同じく厚生労働省の試算(※1)によれば、2021年に生まれた人が90歳以上まで生きる割合は「男性27.5%」「女性が52.0%」。つまり、男性の4人に1人、女性の2人に1人が90歳以上まで生きる時代がくるということです。
今後ますます平均寿命は延びると予想されています。100歳まで生きるのも珍しくない、そんな時代がすぐそこまできているのです。

90歳以上生きる時代!

リタイア後もゆとりある暮らしを続けるためには、老後資金として夫婦で2,000〜3,000万円必要だと言われています。これは、すぐに用意できるものではありません。
ライフイベントでお金を使いつつ、老後資金を蓄えていく……そのためにはマネープランを立て、少しでも早い段階から計画的にお金を貯めていくことをおすすめします。

(※1)厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」より

主なライフイベントで必要なお金

結婚や出産、住宅購入などのライフイベントには、まとまったお金が必要です。例えば、主なライフイベントにかかる費用の目安は次のとおり。

主なライフイベントにかかる費用の目安

  • 結婚費用

    371万円

  • 出産費用

    47万円

  • 教育資金

    766万円
    (全て国公立)

    2,228万円
    (全て私立)

  • 住宅購入費用

    3,605万円
    (建売住宅)

    4,529万円
    (マンション)

  • 介護費用

    581万円

  • 緊急資金

    60万円

(1)結婚費用

結婚費用の目安は「約371.3万円」(※2)です。ただし金額は、衣裳や料理の内容、新婚旅行先などによって大きく変わってきます。
しかもこの金額に含まれるのは、婚約から挙式、新婚旅行までの費用。つまり新生活を始めるための金額は含まれていません。ご両親からの援助やご祝儀があるとはいえ、二人できっちり貯めておくことが大切です。

(※2)出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ

ご祝儀だけでは足りないな。これから毎月貯めていこう。

(2)出産費用

出産費用の目安は「約47万円」(※3)です。これまで42万円だった出産育児一時金が、2023年4月から50万円に引き上げられました。つまり自己負担は実質ゼロに近づくということです。
ただし個室を選ぶと追加料金がかかり、早朝や夜間の出産だと割増料金も必要です。マタニティ・ベビー用品の購入費用も準備しておく必要があります。

(※3)厚生労働省「出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について」より

(3)教育資金

子どもが生まれると、長期にわたって必要になるのが教育費。大学卒業までにかかる平均的な教育費は、全て国公立でも約766万円。全て私立だと約2,228万円(※4)に上ります。
なおこの数字には、下宿費用や住居費などは含まれていません。大学生になって一人暮らしをするなら、さらに費用がかかります。

(※4)文部科学省「教育費負担」より

(4)住宅購入費用

多くの方にとって“人生で最も大きな買い物”となるマイホーム購入にかかるお金の平均は、たとえば建売住宅だと「約3,605万円」、マンションだと「約4,529万円」(※5)です。
住宅購入にあたっては、大半の方が住宅ローンを組むことになります。その返済は月々の固定費となり、長年にわたります。少しでも多くの自己資金を用意して購入できるように、早くから資金を準備しておくことをおすすめします。

(※5)住宅金融支援機構「2021年度集計表」より

(5)介護費用

生命保険文化センターで行った調査では、一時的な介護費用の合計が平均74万円、月々の介護費用が平均8.3万円となっています。一年に換算すると約100万円になります。介護期間は平均5年1ヶ月となっているためトータルで約581万円必要です。
まだ先のこととはいえ、しっかり貯めておきたい費用です。

(※6)公益財団法人生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」より

(6)緊急資金

人生では、想定外のことが起こる可能性があります。急な病気やケガで働けなくなった、突然リストラにあったなど……そんなときのために準備しておきたいのが緊急資金です。
目安は、生活費の3か月分から1年分。例えば、毎月の生活費が20万円としましょう。少なくとも60万円、できれば240万円準備しておきたいものです。

たしかに!!、急に病気やケガで働けなくなったら大変……
準備しておかないと!

まとめ

人生にはさまざまなライフイベントがあり、その都度まとまったお金が必要です。手元にあるとつい使ってしまう……という方は、コツコツ貯められる仕組みを活用してみてはいかがでしょうか?
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