萬葉ゆかりの地
あをによし ならのみやこは 咲く花の におうがごとく 今盛りなり
小野老(巻3、328)
710年、元明天皇が今の奈良市に遷都した平城京は、当時およそ15万人から20万人もの人々が暮らして賑わい、咲く花がにおうように繁栄していたらしい。近鉄西大寺駅の東側、平城宮跡の付近からは多数の木簡などが発見され、当時の生活のありさまを今に伝えている。
平城宮大極殿跡