CROSS TALK

若手行員によるホンネ座談会

若手行員によるホンネ座談会

MEMBER PROFILE

※内容はすべて取材当時のものです。

Morimoto Kaho

2022年入行
営業店(奈良県下)
経済学部 経済学科卒

奈良県出身。大学時代は学園祭実行委員として、企画立案から準備、集客、運営費集め、予算管理、当日の運営までトータルに関わるなど、充実した学生生活を送る。入行後は奈良県下の営業店で窓口業務を経験し、現在は個人渉外を担当。

Ishitani Yuto

2021年入行
営業店(奈良県下)
政策学部 政策学科卒

奈良県出身。小学校から高校までは野球に打ち込む。大学入学後は語学留学を目指し、費用を捻出するため、アルバイトに専念するもコロナ禍により断念。入行後、奈良県下の営業店で個人渉外を経て、現在は、法人渉外として活躍中。

Suzuki Arisa

2021年入行
営業店(奈良県下)
学芸学部 国際教養学科卒

奈良県出身。中学の頃から得意だった英語をより深く、実践的に学びたいと、留学プランがある大学に入学。2年生から約1年間カナダへ短期留学し、異文化に触れ、多様性社会を知る機会に恵まれた。現在は、奈良県下の営業店で法人渉外を担当。

Izumi Eriko

2023年入行
営業店(京都府下)
理工学部 数理科学科卒

京都府出身。中学では生徒会、高校では陸上部マネージャー、大学では新入生支援スタッフとして、“人を支える”ことを軸に活動。また大学では数理科学科で数学の研究に没頭し、中高の教員免許も取得した。現在は京都府下の営業店で預金業務に携わる。

Morisaki Yugo

2023年入行
営業店(大阪府下)
経済学部 経済学科卒

兵庫県出身。中高は卓球部に所属し、大学では1年間バレーボールやアルティメットなどのスポーツに打ち込む。コロナ禍では資格取得にも取り組んだ。現在は、大阪府下の営業店で融資担当として、さまざまなお客さまと向き合っている。

どうして南都銀行を選んだ?!

森本大学での多様な学びにより、就職活動では幅広い業種の企業を受けたなかで、銀行は南都銀行だけ応募しました。他社に比べて、南都銀行は人事の方がすごくフランクでざっくばらんに話せる雰囲気だったのが好印象。加えて入行の決め手になったのは、気になっていた女性の働く環境が整っていたことです。

石谷僕の場合は、地元・奈良で働きたいという思いを持つなかで金融機関と言えば、小さい頃から馴染みのある南都銀行一択という感じで(笑)。面接やインターンシップで接するみなさんの人柄が良く、どんな質問にも正直に答えてもらえました。その中で「正直なところ最近、金融業界は人気がなくてね。でもこういう時代だからこそ、変わっていかなくちゃならないし、当行でもいろいろな変革に向けた活動をしている」ということを多くの人が言っているのを聞いて、これからの変化にワクワク感と期待感を抱いて入行を決めましたね。

鈴木私も奈良県出身なので、石谷さんと同じく、幼い頃から銀行と言えば南都銀行でしたし、初めて口座を開設したのも南都銀行でしたからすごく身近に感じていましたね。とはいえ、最初に就職を考えていたのは、得意な語学力を活かせる航空業界で客室乗務員になりたいと思っていたんです。でも、就職活動時はコロナ禍でどの航空会社も採用がストップ、私も客室乗務員になる夢を断念することに…。そうしたなかでホスピタリティを活かせる仕事ということで選んだのが銀行員であり、南都銀行でした。コロナ禍の就職活動という不安を抱えるなかで、南都銀行のみなさんは親身に話を聞いてくださり、女性の営業も増えているということから「女性も活躍しやすい環境が整っている」と感じて入行したい思いが強くなりました。

最初は教員を目指していて、中学、高校の数学教員免許まで取得していたんです。でも就職活動をスタートする際に「教員は一人で多人数の生徒と関わることから、一人ひとりに寄り添った支援は難しそう」と考えて、就職活動の方向性を転換。そんななかでお客さま一人ひとりと向き合って支えられる銀行員に興味を持ちました。関西の地方銀行や信用金庫、保険会社にも応募する中で、南都銀行は、「関西一円に支店があることから地元の関西で働きたいという希望も叶えられる」「他行に比べ、みなさんの人柄がよく、柔らかい人が多い」ということが入行の決め手になりました。

森崎選考で出会う行員の方の人柄がよいところと、選考の間隔が短いことが入行を決めた理由として大きいです。最初、就職活動では、大学で学んだマーケティングや税についての知識が活かせるという点で金融業界を、さらに全国への転勤の可能性が低いということで関西圏の銀行という風に絞りこみました。南都銀行の面接は、間隔が短く、スピーディーに実施されていたことから、仕事においても効率的で働きやすいんだろうなと感じたため、入行を決定したんです。

今の仕事とやりがいについて。

森崎入行1年目の私が現在担当しているのは、融資業務です。具体的には、住宅ローンの契約や融資審査関係書類の作成などの業務ですね。先輩や上司のサポートのおかげで、最近は一人で一から最後までできることが増え、お客さまにも直接感謝の言葉をいただけるようになったのはやりがいに感じますね。お客さまの大事なお金に携わることから、「絶対にミスできない」という緊張感も持ちながら慎重に業務に取り組んでいます。

私が配属されている店舗はそれほど規模が大きくないため、より地域に密着した雰囲気がいいなと感じて働いています。行員の数も多くないことから、窓口で入出金対応や振込対応、相続の受付、資産運用のご提案など、幅広い業務に携われることが魅力です。窓口業務では、お客さまに名前を覚えていただいたり、私を頼って来ていただけることは嬉しいこと。そしてお帰りの際に「ありがとう。助かったわ」というお言葉をいただける瞬間が最高に幸せです。

鈴木私は2年目から法人渉外を担当させてもらっていて、資金繰り支援だけでなく、ビジネスマッチングや事業承継のサポート等のコンサルティング営業を通して、お客さまの課題解決を支援しています。お客さまによってお困りごとや課題は違うので、お客さまとの対話を重ね、信頼関係を築くことを大切に日々接しています。そんな中で最近は、お客さまから融資以外のご相談もお受けすることが増えました。特に今はDX推進のサポートをすることも多く、「南都銀行では融資以外にこんなサポートもしてくれるのか、知らなかった」と言っていただけることも増えてきましたよ。

石谷たしかに今は、インボイス制度のスタートや今後デジタル帳簿保存法が施行されるなど、デジタル関連のお悩みを抱えているお客さまは多いですよね。僕も最近法人渉外担当になったばかりで、鈴木さんと同じく、飲食業や建設業、ペット関連業種など、多業種のお客さまのお困りごとをお聞きし、最適な提案をしています。社長さまや担当者さまから、企業の課題をお聞きし、会社経営のお役に立てることに手応えを感じています。

森本私は、入社2年目から個人渉外担当として、お客さまの資産運用のお手伝いをしています。個人渉外担当になった当初は、経験値も少なく、分からないことも多かったのですが、信頼関係を構築することでいろんなお悩みをお客さまから話していただけるようになったので、課題解決につながる提案もできるようになりました。不動産を持っているお客さまの税金に関するお悩み、相続についてのお悩みなどの他、最近は資産運用の相談も増えてきましたね。渉外の仕事は、日々いろんな人とお会いでき、信頼関係を築けるのがおもしろいです。

それぞれが思う“おもしろい人材”

森本これは私が個人渉外担当になって、いろんな人とお会いしているなかで感じていることですが、南都銀行のなかでおもしろい人材だと思うのは、どんな人からも話を引き出せる人、会話の引き出しをいっぱい持っている人ですね。私もこれからもっと多くの人と会い、経験を積む中でお客さまのお悩みを引き出し、そして笑顔にする会話ができるようになりたいですね。

石谷僕が感じるのは、銀行員としてのイメージにとらわれない、何か尖ったもの、誰にも負けない強みを持っている人です。僕の周りの先輩や上司がまさにそんな人で、営業力が飛び抜けていたり、職場の空気を明るくする能力を持っていたりと本当に多彩。ちなみ僕自身は、周りの人を巻き込む力があるなと。といっても今は先輩や上司が僕を心配して助けてもらっているという巻き込み力ですが、今後はもっと良い意味で人を巻き込んでいけたら(笑)。

森崎石谷さんの言う「何か尖ったものを持っている人」は、すごく分かります。僕の周りには、コミュニケーション能力がずば抜けている人がいて、その人は商談の場を常に盛り上げ、お客さまが話しやすい雰囲気をつくるのが上手。それに飲み会でも盛りあげてくれます(笑)。あと、僕が思うのは、資格をたくさん持っている人はさらに信頼され、頼られていると思うので、僕も幅広いジャンルの資格を取って、知識の幅を広げ、スキルも高められたら良いなと。

鈴木私が思うおもしろい人材は、従来の銀行というイメージや業務の枠にとらわれず、心の底からお客さまのニーズに応えようとする人。通常の金融サービスではサポートできないこと、方法が限られていることも、「これがダメなら、これはどうですか?」と別の角度から考えて前向きに提案する、サポートできるようにする熱い思いを持った人が先輩にもいます。そういう人は周りを動かすことも得意ですから、見習いたいと思っています。

そういう人って固定観念に縛られず、柔軟な思考を持っていますよね。南都銀行には、今みなさんが話したような良い意味で銀行員らしくない人、だからこそお客さまに信頼され、愛されている人がいます。その意味で私は、自分の長所を伸ばしていくことがおもしろい人材に変化できるベースになると思っています。南都銀行では「おもしろい人材」の創出を指針に掲げ、成長機会の整備に取り組んでいるので、自分のユニークポイントや個性を大切にでき、レベルアップできるのは良いですよね。

これから南都銀行で実現したいこと

森崎将来的には、市場運用部門で南都銀行全体の資産運用に関われたらと考えています。南都銀行には手を挙げて興味がある部署へチャレンジできるキャリアチャレンジ制度(公募制度)があるため、やりたいことを叶えられるフィールドはあると思っています。また、分野別の研修も整っているので、今後は様々な研修を受け、夢を実現していきたい。最終的には市場運用を通して利益を生み出し、お客さまサービスをさらに充実させていくのが夢ですね。

私は、イベント等を通して、取引先の企業さまの商品やサービス、地域の名産品や魅力を全国に向けて発信し、地域のみなさんのお役に立ちたいという目標を持っています。実際に今の店舗ではお祭りや子供向けイベントなどに私たちも参加することが多いですから、この機会を活用し、地域の活性化に繋がるようなサポートをしたいですし、それができるのも地域に根ざした銀行である南都銀行だからこそではないでしょうか。

鈴木泉さんと同じように私も地域の活性化につながる支援ができたらという思いは常々持っています。その意味で私が実現できたらと考えているのは、南都銀行内にお客さま専用のコモンルームを開設すること。これは、法人渉外で経営者のみなさんとお話しする中で、「オーナーの知り合いが少ないため、情報がなかなか得られない」というお悩みをよく聞くことから。経営者のお客さまが気軽に集まり、交流できる場所を提供できれば、さまざまな情報の共有により新たなビジネスの種となることができるのではと思っています。

石谷2人とも他の銀行にはない、おもしろいお客さま貢献のスタイルですよね。僕ももっと地域に密着したサポートがしたいと思っていて、これは地方銀行として生き残っていく上で重要なことだと思っています。僕自身は地道に地域の人と積極的に会いに行く、話すことをもっと徹底して地に足がついた支援をしていき、その中で新たな施策を生み出せたらと思っています。もう一つは、南都銀行では、若手が色んな事に挑戦できる環境があるので、キャリアチャレンジ制度等を活用して、挑戦できることは全部トライしたいです。

森本行員一人ひとりの思いや夢を実現しやすい環境が南都銀行にはありますもんね。私も1年目に窓口業務を経験した後、2年目から個人渉外担当となり、お客さまと接する中で自分自身でも驚くほど、成長ができました。今後も法人営業や融資などにも積極的に挑戦し、最終的には人事の仕事をしたいと思っています。銀行業界において、一番差が出せるのは「人」だと考えています。入行する時に南都銀行に感じた「働いているみなさんの人の良さ」「人を大事にする企業風土」「おもしろい人材を育てる姿勢」といった魅力をさらに高めていきたいですね。

未来の後輩たちにメッセージ

森本私も、南都銀行は、地方銀行ならでの温かみがあり、働くみなさんの人柄も良い、アットホームさが魅力だと思います。また、女性の産前・産後休暇、育児休職に加え、男性産休制度やファミリーサポート休暇等が充実しており、男性・女性問わず働きやすい職場であることも、プライベートを充実させながら、仕事もバリバリ頑張りたい人にとっては、最高ですね。

石谷他にも、トレーニー派遣や、キャリアチャレンジ制度(公募制度)があったりと、自分から声を挙げていけば、若手でもいろんなことに挑戦させてくれる企業風土もあるので、成長したい、キャリアアップを目指したい人にも理想の環境です。そして、残業時間も本当に少ない、ほぼないですね。それに僕は結婚した時に結婚休暇を取得できましたし、新婚旅行の時も職場のみなさんが仕事の心配なく休めるようにサポートしてくれました。

鈴木私は「法人営業がしたい!」という希望を聞き入れていただき、2年目に法人渉外担当を任せてもらいました。その上、ちゃんとその後の育成やサポートも周りの人が惜しみなくしてくれるのは、ありがたいこと。こうした環境は、新しいことにチャレンジしたい、キャリアアップを目指したい、そんな意欲あふれる人には最高の職場ですよ。

今までみなさんが話されたことに加えて、私が良い環境だと思うのは、上司や先輩の若手に対する面倒見がすごく良いところ。しかも、上司や先輩は、人材育成のために若手とのコミュニケーションの取り方講座や勉強会にも参加されていることから、若手の気持ちに立った指導も的確かつ、説明の仕方も上手で分かりやすいんです。

森崎未来の後輩たちにしっかり伝えたいのは、南都銀行の研修は充実しているということ。業界知識や金融の知識が全くなくても、入行後に一から研修で教えてもらえますし、店舗配属後もトレーニー制度やスキルアップのための分野別研修も充実しています。入行前の不安は一切なく、自分の理想とする未来に向かって進んでいくことができますよ!